今回の研修も全日本断酒連盟の後援をいただき、ひがし布施辻本クリニック院長辻本士郎先生はじめ、リカバリハウスいちご佐古惠利子所長、呉みどりヶ丘病院看護師の皆様そして遠方都道府県からも参加を頂き、緊張感のある良い研修会となりました。参加の方々が真剣に研修に取り組み、ありのままの体験談が多く聴かれ、笑いあり、涙ありと素晴らしい研修会となりました。特に家族の体験談にはいつも衝撃を受けます。
1日目の夜、恒例の野外活動では定番となった『和』のモニュメントに今年は“みんなの願いを書いたもの”をひとつの和にしました。キャンプファイアーを囲んでカラオケを歌い、踊り、参加者全員が一体となり大いに盛り上がりました。
入院患者の中には「素面でも、こんなに楽しめるやん!」と言われる方もおられました。
アルコール依存症は回復可能な病気です。回復者の姿、貴重な体験談は希望の光です。病気を自覚し断酒を決意し、この研修をきっかけに一人でも多くの方が回復の道、ひいては『新生』への道を歩んで頂きたいと思います。
研修会にご参加いただいた皆様、お一人お一人のご協力で今回もみんなが一体となり素晴らしい研修会となりました。来年の第32回大会へも全国から多くの方々のご参加を心よりお待ちしています。
・・・以下参加された患者様の声・・・
・人の気持ちを考えていきたいです
・自分はまだ救われている方だと思いました
・すべては聞くという姿勢から始まるのだと思う
・家族の体験談に感動!
・自分の体験と同じ様な体験があり共感できました
・一人孤独にならず、断酒会の仲間とつながり断酒していこうと思います