当院では2016年より開催してまいりました「急性期医療におけるアルコール関連問題を考える集い」を、2021年から「地域におけるアルコール関連問題を考える集い」として開催しております。
第3回となる今年度は11月11日、当院にて開催し、精神障がいにも対応した地域包括ケアシステムの構築が進む中で行政、医療、介護、障害福祉等の幅広い領域から多数のご参加をいただきました。訪問看護ステーションポプラ管理者の小野木謙一氏より「アルコール依存症の方への生活支援のポイント」につての講義と訪問看護ステーションもっと管理者の実森雄介氏を講師に事例検討会を行いました。KJ法を用いた事例検討会では和やかな雰囲気のなか、各グループで多職種の参加者より活発な意見が出され、充実した事例検討会となりました。
研修後のアンケートでも内容についてのご好評とともに、自由記載欄にたくさんの感想とご希望を記入いただき、改めてアルコール関連問題にかかわる方々の広がりと連携の重要性を感じさせていただける研修会となりました。
来年度も開催を予定しております。ぜひご参加ください。
当院ではアルコール依存症に関する様々な地域啓発活動を行っております。入院、受診のご相談ともに研修会につきましても医療福祉相談室にお気軽にご相談ください。
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