当院では2016年より「急性期医療におけるアルコール関連問題を考える集い」を開催してまいりました。地域包括ケアシステム構築の動きから、医療機関のみならず行政、介護領域の皆様の多数のご参加をいただき、改めてアルコール関連問題にかかわる方々の広がりと連携の重要性を感じさせていただく研修会となりました。
また、近年は精神障がい者にも対応した地域包括ケアシステムの構築も進み、障害福祉関係機関の皆様と連携させていただく機会も増えており、今年度より「地域におけるアルコール関連問題を考える集い」として第1回目を10月16日にオンラインにて開催しました。新たに基幹相談支援センター、特定相談支援事業所等の障害福祉、精神科領域にも対応されている訪問看護ステーションの方々など60名のご参加をいただきました。
基礎講座・シンポジウム・グループワークと盛りだくさんの内容で、皆様からは対象者を「孤立させずに関わり続けるためにも、地域での顔の見える関係作りと連携の重要さを実感できました。」とのご感想を多くいただきました。
来年も開催を予定しております。ぜひご参加ください。
当院ではアルコール依存症に関する様々な地域啓発活動を行っております。入院、受診のご相談ともに研修会につきましても医療福祉相談室にお気軽にご相談ください。
