2019年12月17日火曜日

中学校での未成年飲酒防止教室

 12月13日金曜日に和泉市立信太中学校からご依頼をいただき、中学2年生を対象に当院と和泉保健所、和泉断酒会の方と合同で「未成年飲酒防止教室」を開催しました。
 当日は関西アルコール関連問題学会と大阪府こころの健康総合センターが官民共同事業で作成したテキストを使用し、酒の勧めを断るロールプレイでは学校の先生方にも協力していただき、未成年がなぜ飲酒してはいけないのかを学んでいただきました。断酒会の方の赤裸々な酒害体験の語りには、生徒のみならず、校長先生をはじめ学校の先生方、また我々も感動し心が洗われるような気持ちになりました。
 当院はアルコール依存症の専門病院として、様々な形で地域啓発活動を行なっております。学校での出張研修についても医療福祉相談室にぜひお問い合わせください。


2019年12月5日木曜日

精神保健福祉関係機関現認研修(堺市アルコール等依存症者支援者向け)

 去る11月26日、堺市こころの健康センター様よりご依頼をいただき、「アルコール依存症専門医療機関の機能・役割と最近の依存症治療について~ソーシャルワーカーの視点から~」というテーマで当院精神保健福祉士の渡辺が講師を務め、アルコール依存症の基礎知識から専門病院の具体的な治療や取り組みについてお伝えさせていただきました。
 アルコール依存症の治療・支援は一つの機関だけでできることではなく、関係機関の皆さまとの連携が重要になります。ご参加くださった皆さまとこれからも良い連携をさせていただきたいと思います。
 貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

第5回「急性期医療におけるアルコール関連問題を考える集い」

 10月19日(土)に大阪難波カンファレンスセンターにおいて徳島県の藍里病院副院長の吉田精次先生を昨年に引き続きお招きして「治療に抵抗する大切な家族を上手く治療につなげるために~CRAFTの基礎と応用~」をテーマにワークショップを開催いたしました。
 基礎的な理論の説明から、実践のためのアドバイス、ロールプレイング等の応用までの内容で、アンケート結果からもCRAFTの研修に初めて参加された方も昨年から続けて参加された方々からも良い感想をいただき、皆様と共にアルコール問題でお悩みのご家族への支援について学ぶ機会となりました。
 吉田先生、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。