2019年3月11日月曜日

第29回日本アルコール看護研究会及び、第15回東北アルコール看護研究会 宮崎大会

第29回日本アルコール看護研究会及び、第15回東北アルコール看護研究会 宮城大会に参加させていただきました。今回の大会テーマは「東北魂を感じて!情熱と教育」会期は2.22~2.23日本全国のアルコール依存症に携わる看護師が集まりました。

 1日目のポスターセッションに当院より最近とりくんでいるSELECT(以下セレクト)という取り組みをポスター発表しました。セレクトとは新しく取り入れた療法で次のような意味になります。

(S)SINSEIKAI 新生会病院
(E)ENPOWERMENT BY エンパワーメント 
(L)LEARN 学び
(E)EXPERINCES AND 体験と
(C)COMRADE 仲間
(T)TREATMENT   治療

 「新生会病院、学びと体験と仲間によるエンパワーメント治療」という事です。プログラム参加や自助会参加する患者さんの頑張りを支え応援して、より患者主体の治療を目指したもので、平成29年7月から行っています。院内プログラムにおいてはファイルを作成し、参加によって台紙にシールがもらえるので、楽しみにして積極的に参加する患者さんが増えました。地域の自助会出席においては10回参加でシールがもらえるほか、当院のオリジナルピンバッジや20回で特製タオルなども記念としてもらえるため、少しずつ参加者が増えています。中には入院中に20回参加して特製タオルをゲットする患者さんも数名出現しました。そこで、どれぐらい増えたのか、どんな感想をもっていただいているのかという事を調査しアンケートも実施してポスター発表しました。結果は院内プログラムへの参加者は確実に増えました。自助会出席については、はわずかながらの上昇ではありますが平均値が増えています。今後に期待です。アンケート調査においては以下のような感想が寄せられました。
  • 断酒についての資料がまとまっている
  • 退院に向けての進歩状況がわかりやすい。
  • アルコール治療を受けるのがはじめてであったので役に立った。
  • 家族にも、治療に協力してもらえやすくしている。
  • 様々なプログラムを知り、体験出来て良かった。
  • 難しい専門用語がなく、イラストも多様しているので解りやすい。
  • 退院後にも、断酒に対して役立てることができる。
  • 退院後も、自分の頑張りを振り返ることが出来るので、今後の励みになる。
・・・などの意見を頂いております。
 
 
 “セレクト“はまだ、実施されて間もない取り組みですが、院内プログラムや自助会出席への意欲向上に効果的であると実感できたので、今後も課題を見つけ出し改良を加えていくなど継続した取り組みと工夫を行っていきたいと思います。

以下そのほか患者様の声・・・
  • ピンバッジは欲しいと思った。記念になると思った。
  • 他患者と比較して、自分が先に進んでいるのが嬉しかった。
  • 自助会の参加回数が少なかった事を反省することが出来た。
  • 行けるところは出来るだけ行きたいと思った。
  • 反対に頑張りすぎることの危険も感じた。
  • 自助会にあまり行ける機会がなかった。
  • 出席したプログラムの内容や回数まで、一目で分かるので振り返る事が出来て良かった。
  • 頑張らなければならないと思った。
  • 出席意欲がわいた。シールを集めようと思った。
  • シールが増えていくのが楽しかった。