2022年12月26日月曜日

☆12月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • とろろ鍋風
  • こんにゃくとピーマンの味噌炒め
  • 甘酢ちりめん和え

 今月の新メニューは『とろろ鍋風』です。
 寒い季節に食べたくなる鍋の具材に、長いもをすりおろした、とろろをかけました。とろろの食感を楽しんでいただけます。
 また、長いもは、でんぷん分解酵素のジアスターゼが豊富に含まれているので、消化を助けてくれ、生でも胃もたれせずに食べられます。生ではシャキシャキとした食感ですが、一方で、すりおろすとネバネバとした違う食感が楽しめます。長芋のぬめり成分はムチンといい、たんぱく質の消化吸収を助ける働きをしていて、お腹に優しいです。


栄養課より

2022年12月16日金曜日

第2回 地域におけるアルコール関連問題を考える集い

 当院では2016年より開催してまいりました「急性期医療におけるアルコール関連問題を考える集い」を、昨年から「地域におけるアルコール関連問題を考える集い」として開催しております。
 今年度は10月22日にオンラインにて開催し、精神障がいにも対応した地域包括ケアシステムの構築が進む中で行政、医療、介護、障害福祉等の幅広い領域から多数のご参加をいただき、基礎講座「支援につなげるために必要な知識について」と事例検討会を行いました。
 研修後のアンケートでも内容についてのご好評とともに、自由記載欄にたくさんの感想とご希望を記入いただき、改めてアルコール関連問題にかかわる方々の広がりと連携の重要性を感じさせていただける研修会となりました。
 来年度も開催を予定しております。ぜひご参加ください。
 当院ではアルコール依存症に関する様々な地域啓発活動を行っております。入院、受診のご相談ともに研修会につきましても医療福祉相談室にお気軽にご相談ください。


2022年11月26日土曜日

☆11月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 鶏肉のトマト煮込み
  • 青のりポテト炒め
  • おから入りサラダ

 今月の新メニューは、『鶏肉のトマト煮込み』です。
 鶏肉を、にんじん・なす・セロリと、トマトたっぷりのスープで煮込んでいます。トマトに含まれる赤い色素のリコピンは、強い抗酸化作用があります。この抗酸化作用は、癌や動脈硬化などを予防する効果が高いといわれています。
 また、リコピンは、加熱することで細胞の外に出て、油に溶けやすい性質もあり、鶏肉と煮込むことで吸収率がアップします。さらに、トマトは、加熱することで甘味や旨味がグッと増すため、生で食べる時とは違う味わいがあるのが魅力です。
 
 『おから入りサラダ』は、野菜とおからをマヨネーズで和えています。おからは、そのままだとパサついた食感ですが、マヨネーズと混ぜることで、しっとりとして食べやすくなります。そして、おからは、植物性たんぱく質や食物繊維が豊富で、不足しがちな栄養素を摂取できる食材です。煮て食べることが多いですが、サラダなど、色々な食べ方があると、飽きずに食べられます。


栄養課より

2022年10月29日土曜日

☆10月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 鶏肉のニラだれがけ
  • 高野豆腐のトロトロ煮
  • 大根のゆかり和え

 今月の新メニューは、『鶏肉のニラだれがけ』です。
 ニラだれは、ごま油の香る醤油ベースのたれで、香りも旨味も濃厚で食欲をそそります。味が淡白な鶏肉によく合い、豚肉や焼き魚にかけても美味しい、万能だれです。
 また、白ネギやニラに含まれる香り成分のアリシンは、血行を良くして身体を温め、胃腸の働きを良くする効果があります。
 
 『大根のゆかり和え』は、ゆかりの塩味と香りがごはんによく合います。ゆかりの赤色が大根の白色を染めて、本日のメニューを色鮮やかに彩ってくれます。


栄養課より

2022年10月6日木曜日

☆9月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 鮭のたらこマヨ焼き
  • きのこソテー
  • オイスター酢和え
  • 沢煮椀

 今月の新メニューは、『鮭のたらこマヨ焼き』です。
 鮭の上に、たらこマヨネーズをぬり、オーブンで表面に焼き目をつけるように、こんがりと焼いています。焼くことによって、たらこの塩味とマヨネーズが鮭と一体となり、コクが増します。ご飯が進むこと間違いなしです。
 
 『沢煮椀』の「沢」は、「沢山の」という意味があります。細切りにした豚肉・ごぼう・人参・たけのこを入れているので、具だくさんで、食べ応えのあるお汁です。食材の旨味たっぷりで、さらに、三つ葉の香りが料理を引き立てます。


栄養課より

2022年9月29日木曜日

第2回「地域におけるアルコール問題を考える集い」を開催いたします

 第2回「地域におけるアルコール問題を考える集い」を開催いたします
 
 10月22日(土)13:00よりオンラインにて第2回「地域におけるアルコール関連問題を考える集い」を開催いたします。
 アルコール関連問題の地域包括ケアについて、皆様と考える機会にしたいと考えております。
 ぜひ、ご参加ください。
 
 申込方法など詳しくは≪こちら≫をご覧ください。
お問い合わせ 新生会病院 医療福祉相談室
TEL 0725-53-1222
 

2022年8月29日月曜日

堺市南第3地域包括支援センター様 オンライン研修会

 堺市南第3地域包括支援センター様よりご依頼いただき、7月28日(木)15時よりケアマネージャーさんを対象にZOOMにてオンライン研修会を開催させていただきました。

 初めに、当院副院長からアルコール依存症の基礎知識、高齢者のアルコール依存症についての講義がありました。その後、精神保健福祉士より関わり方や連携について事例を用いてお話させていただきました。

 アルコール問題のある高齢者と出会っても関わり方やどこへ相談して良いか分からず、支援者が孤立してしまうこともあります。ご本人様が医療に繋がらない場合は、まずは支援者がつながってもらえたらと思います。

 また、アルコール問題のある高齢者の地域生活を支援していく上では、医療と介護の連携は必要不可欠です。そのためには、今回行った研修会のように、支援者間のネットワークを広げていく機会を作ることも必要だと感じました。

 当院では、アルコール依存症に関する様々な地域啓発活動を行っております。出張研修、受診、入院のご相談については、医療福祉相談室にお問い合わせください。


2022年8月20日土曜日

☆8月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 蒸し豚温サラダ
  • フーチャンプルー
  • 人参とセロリの味噌和え

 今月の新メニューは、『蒸し豚温サラダ』です。大根おろし入りの和風ドレッシングで食べる、蒸し豚と蒸し野菜の温かいサラダです。暑い夏にさっぱりと食べやすいメニューにしました。
 豚肉に多く含まれるビタミンB1は、体内で糖質をエネルギーに変換する際に必要なビタミンです。そのため、疲労回復効果が期待でき、夏バテ予防にもなります。

 チャンプルーは沖縄で食べられる野菜などをごちゃ混ぜにした、炒め料理です。麩には、揚げ麩・生麩・焼き麩などの種類がありますが、フーチャンプルーのフーは、焼き麩の一種の車麩です。車麩に卵を浸み込ませて炒めています。車麩の特徴である、もちもちとした食感を楽しめます。
栄養課より

2022年8月2日火曜日

☆7月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • たらのムニエル サルサソース
  • キャベツとえびのスパゲティソテー
  • 大豆サラダ

 今月の新メニューは、『たらのムニエル サルサソース』です。こんがり焼いた、たらのムニエルにサルサをかけました。
 サルサとは、スペインやメキシコ料理によく使われるソースの総称です。フレッシュなトマトを主体にし、唐辛子を入れて辛くしたサルサをタコスに使用したものが、よく知られています。他にも、ごはんに挽肉と一緒にのせてタコライスにしたり、トルティーヤチップスにつけて食べたり、様々な食べ方があります。
 今回は、辛いものが苦手な人でも食べられるように辛くないサルサにし、白身魚にあわせてみました。トマトのやさしい酸味が食欲をそそります。生のトマトは水分やカリウムが豊富なので、体を冷やす効果があり、暑い夏にぴったりのメニューです。
栄養課より

2022年7月16日土曜日

☆6月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 焼魚の薬味レモンだれ
  • 切干大根 昆布煮
  • ブロッコリーの黒ごま和え
  • なすの吸い物

 今月の新メニューは、『焼魚の薬味レモンだれ』です。
 魚の塩焼に、刻みねぎとみょうがの薬味レモンだれをかけました。みょうがの爽やかな香りがレモン汁と相まって、さっぱりとし、焼魚によく合います。この、みょうがの独特な香りは、アルファピネンという成分で、食欲増進・消化促進・血行促進・発汗作用といった効果があり、夏バテ予防が期待できます。
 また、みょうがは日本に自生している植物ですが、野菜として栽培しているのは日本だけです。このため、英語では Japanese ginger と表記します。普段食べている部分は、地下茎からでる花穂で、花みょうがとも呼ばれています。旬は、6~10月で、6~8月に出るものを夏みょうが、8~10月に出るものを秋みょうがといいます。これから食べごろの食材をぜひ堪能してください。


栄養課より

2022年6月20日月曜日

☆5月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 韓国風甘辛チキン
  • ごましそ和え
  • ビーフンのスープ

 今月の新メニューは『韓国風甘辛チキン』です。人気の韓国料理『ヤンニョムチキン』の味を再現しました。
 ヤンニョムとは、韓国の合わせ調味料の総称で、コチュジャンを使ってピリ辛な味にします。衣をつけて油で揚げたフライドチキンに、このヤンニョムを絡めて食べる料理をヤンニョムチキンといいます。ヤンニョムのたれは市販で購入することもできますが、手作りすると、子どもでも食べられるように辛さや甘さを調節できます。

 今回の献立では、鶏肉を揚げずに焼くことで油の吸収を抑え、ヘルシーに仕上げています。ケチャップを使用した甘辛いタレが食欲をそそり、やみつきになること間違いなしです。

栄養課より

2022年5月21日土曜日

出張研修会のご案内

 当院ではアルコール依存症、アルコール関連健康障害について出張研修会を行っております。

 出来る限りご要望に応じて研修内容を企画させていただきます。また、開催方法につきましてもZOOMを使用したオンラインでの開催にも対応させていただいております。

 詳しくはこちら

 出張研修会に関することだけではなく、患者様のご紹介、ご家族様のご相談などもお気軽に医療福祉相談室までご連絡ください。

2022年5月7日土曜日

☆4月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 豆腐ステーキ和風あんかけ
  • 菜の花のお浸し
  • ごぼうのすまし汁

 今月の新メニューは『豆腐ステーキ和風あんかけ』です。
 豆腐は小麦粉をまぶしてからオーブンで焼くことで、表面に焼き目をつけています。豚肉・ピーマン・人参・えのきなど、具材たっぷりの和風あんは、醬油ベースの味付けに、ごま油が香ります。ヘルシーで食べ応えのある一品に仕上げました。

 小鉢のお浸しには、春を感じられる菜の花を使用しています。

 すまし汁には、ささがきごぼうを入れています。ごぼうは、食物繊維が多いので、便秘解消・整腸作用に効果があります。また、ごぼうに含まれるイヌリンは血糖値を下げる働きがあります。


栄養課より

2022年3月26日土曜日

☆3月の新メニュー☆



☆ メニュー ☆
  • カチャトーラ
  • ジャーマンポテト
  • キャベツのさっぱり和え

 今月の新メニューは『カチャトーラ』です。
 カチャトーラは、イタリア語で『猟師風』という意味のイタリア料理です。猟師が狩りで獲ったものを調理したのが由来で、鶏肉やウサギ肉が用いられます。この献立では、焼いた鶏肉と玉ねぎ、人参をトマトで煮込んでいます。
 トマトの赤い色は、リコピンという成分です。リコピンには、有害な活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防効果が期待できます。また、トマトの細胞壁が加熱で壊れることによって、リコピンの吸収率がアップするといわれています。さらに、加熱することで、甘味や旨味が増します。ぜひ、栄養も旨味も満点のトマトソースまで召し上がってください。

栄養課より

2022年3月5日土曜日

大阪府委託事業「アルコール問題のある人への簡易介入研修」のご案内

  当院では大阪府より「地域連携等による依存症早期発見・早期対応・継続支援モデル事業」の委託を受け、令和4年3月24日に「アルコール問題のある人への簡易介入研修」をオンラインにて開催いたします。

 大阪府作成の介入ツールの紹介とともに関西医科大学総合医療センター 消化器肝臓内科 准教授 山敷 宣代 先生の特別講演を予定しております。

 皆様のご参加をお待ちしております。

 詳細、お申し込みはこちら

2022年3月2日水曜日

☆2月の新メニュー☆

☆ メニュー ☆
  • 石狩鍋風
  • 里芋のサラダ
  • 切干大根とほうれん草のごま和え


 今月の新メニューは『石狩鍋風』です。石狩鍋は、北海道の郷土料理です。
 北海道の石狩地方では、漁が盛んに行われていました。そこでは、とれたて新鮮な鮭のぶつ切りをアラごと味噌汁の入った鍋に入れて食べていたといわれています。大鍋でぐつぐつと煮て食べることで、寒い冬に身体を温めていたそうです。現在は、家庭でも食べられるようになり、豆腐やキャベツ、玉ねぎ、長ねぎ、しいたけを入れるのが定番です。最後にいくらや、バターをのせて贅沢に味わうなどアレンジも様々になっています。



 サラダは、軟らかく茹でた里芋を潰して、和風のポテトサラダにしています。
 里芋は芋類の中でカリウムが一番多く、高血圧予防に効果的な食材です。また、食物繊維が豊富で水分が多いので低カロリーです。里芋はガラクタンというぬめり成分を含み、じゃが芋で作るポテトサラダとは違った、特有の食感が魅力です。

栄養課より

2022年1月25日火曜日

☆1月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • 魚ムニエルおくらソース
  • きのこの切干大根
  • 白菜の中華和え
  • すり卸し蓮根味噌汁

 今月の新メニューは『魚ムニエルおくらソース』です。
 ホキのムニエルに、スライスしたおくらのネバネバソースをのせました。
 このおくらの粘り成分は、ペクチンとムチンです。ペクチンには血中コレステロールを減らし、血圧を下げる効果があります。ムチンは胃粘膜の保護、たんぱく質の消化促進、整腸といった働きがあります。
 おくらソースにきかせたわさびがアクセントとなり、食欲をそそります。ムニエルに絡ませて召し上がってください。

 味噌汁は、すりおろしたれんこんを入れています。
 根菜であるれんこんは、硬い食材ですが、すりおろすことで短時間で加熱でき、消化もしやすくなります。お汁にはとろみがつき、まろやかで優しい味わいに仕上がりました。


栄養課より

2022年1月8日土曜日

☆12月新メニュー☆


☆ メニュー ☆
  • カレー麻婆なす
  • パリパリサラダ
  • 豆腐の中華スープ

 12月の新メニューは、『カレー麻婆なす』です。
 麻婆なすをカレー味にアレンジし、ボリュームのある一品に仕上げました。カレーと麻婆なすの良いところが合わさって、ごはんが進むこと間違いなしです。
 また、カレー粉に含まれるスパイスには、発汗作用によって血流を良くしたり、胃腸の働きを高め、食欲増進させるなど、多くの嬉しい効果も期待できます。

 サラダは『パリパリサラダ』です。
 ドレッシングで和えた野菜に、皿うどんに使用するパリパリの麺をのせました。いつもと違った食感を楽しんでいただけるように、トッピングで変化をつけました。


栄養課より