12月の新メニューは新潟県の郷土料理の『のっぺい汁』です。
もともと、正月やお盆、冠婚葬祭に食べられる料理でした。
具材は、里芋が必須ですが、他は自由で、今回は一般的に手に入りやすい食材の、鶏肉と人参・大根・こんにゃく・しいたけを入れました。ぎんなん、鮭、いくら、なるとを入れることもあるようです。具だくさんで、汁物というよりは、具材を食べる炊き物のような料理です。大鍋でいっぱいに作るので、多彩な具材から出る旨味が絡んで、家では真似しにくい味になっています。一段と寒くなるこの季節には、温かいのっぺい汁がぴったりです。
副菜の『おから和え』は、マヨネーズで和えることによって、洋風な仕上がりにしました。
おからは食物繊維やカルシウムに富んだ栄養満点な食材です。そのままではパサパサとして食べくい食材なので、牛乳を加えて滑らかになるように調整しています。
2021年1月より当院で治療中の患者様のご家族を対象に、家族教室の講義部分をオンラインにて参加していただけるようになります。
新型コロナウイルス感染予防ため、またお住まいが遠方などの事情のために会場参加が難しいご家族様はお申し込みください。
詳しくは医療福祉相談室までお問い合わせください。
あんず工房キッチンカーで、秋から 美味しいやきいも の販売を始めました。
とっておきの甘くて美味しいお芋さんを取り寄せて焼いているので、大人気です！
皆様、是非また遊びに来てください。
11月の新メニューは、韓国料理で人気のある『ビビンバ丼』です。
韓国語で「ビビン」は「混ぜ」、「バッ」は「ご飯」を意味します。牛肉と野菜のナムルを温かいごはんと混ぜて食べる料理です。本来は、家庭で余ったご飯に、ナムルやコチュジャン、ごま油を混ぜて小腹がすいたときに食べる手軽な料理でした。
現在では、お肉や生野菜、数種類のナムル、卵など具をたくさんのせて彩良く、栄養満点な料理としてお店でも提供されています。お店によって、タコや山菜が入ったものや、味噌味のものもあります。また他にも、石焼ビビンバは、一人ずつ熱々の石鍋で提供されるため冷めずに食べられ、具材もたっぷりで人気です。
今回は、牛肉を甘辛く調味し、人参、もやし、ぜんまいの3色ナムルと、ほうれん草のナムルと共にご飯にのせました。混ぜると香ばしくごま油が香り、食欲をそそります。
中華スープは、白菜としいたけが入り具だくさんで、身体を温められ、食物繊維をたっぷりとれます。
今月の新メニューのメイン料理は、『長いも入り卵焼』です。
長いもは、サイコロ状に切って卵に混ぜ込んで焼いています。焼いた後も長いもの食感を楽しんでいただける一品にしました。
長いもは、でんぷん分解酵素のジアスターゼが豊富に含まれているので、消化を助けてくれ、生でも胃もたれせずに食べられます。生ではシャキッとした食感ですが、一方で、加熱した場合はホクホクとした違う食感が楽しめます。また、長芋のぬめり成分はムチンといい、たんぱく質の消化吸収を助ける働きをしていて、お腹に優しいです。
『きのこの時雨煮』は、秋の味覚であるきのこをふんだんに取り入れました。しめじとえのきを牛肉とじっくり炊いています。
きのこの旨味成分グアニル酸と牛肉のグルタミン酸やイノシン酸などの旨味成分が合わさって、相乗効果でいっそう美味しくなっています。
☆ メニュー ☆
メイン料理は、『鶏のケチャップ焼き』です。
鶏肉は、すりおろした玉葱とケチャップ、ウスターソースで作ったタレに漬け込み、グリルでこんがりと焼いています。漬け込んだタレは捨てずに煮込んでソースにし、焼きあがった鶏肉にかけています。
2品目は『カリフラワー炒め』です。炒めたカリフラワーに炒った桜エビを散らして、エビのこうばしい香りをプラスしています。
カリフラワーは、ブロッコリーの突然変異から生まれたものといわれています。ビタミンCが豊富で、加熱しても水中に損失しにくい特徴があり、美肌や疲労回復に効果があります。
3品目は『こんにゃくサラダ』です。糸こんにゃく、ひじきを使用して和風に仕上げました。
糸こんにゃくは、弾力と噛みごたえがあり、ゆっくり噛むことで満腹感が得られます。また、食物繊維が豊富で、お腹にも嬉しい食材です。
栄養課より
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